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夏の琵琶湖疎水vol.1《天智天皇陵~峠越え~日向大神宮~蹴上インクライン~南禅寺》 木陰率90% [お出かけ《犬連れ京都》]

今日は曇りかと思いきや、すっかり晴れて暑くなってきたので、木陰をロングお散歩できるところをと思い、前から行ってみたかった琵琶湖疎水を山科から南禅寺まで歩くことにしました。

駐車場を調べてみると、天智天皇陵に駐車場が4台分あり無料となっていたので、意気揚々と行ってみたのですが、30分ほど探しましたが、ついぞ見つからず、三条通り沿いのめちゃ停めにくいコインパーキングに停めて、出発しました。

全行程中、まぁ、ほとんどが木陰を歩けたのはよかったのですが、まさかこのコース、キビシイ峠越えがあったとは・・・(゚∀゚ ;)タラー 
クロックスのお手軽サンダルで臨んだ私たちは、かなりの苦戦を強いられました(つд-||)

http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-122751.html
(詳細ルート地図と高低差が確認できます。)
出発時刻/高度: 11:50 / 51m
到着時刻/高度: 17:30 / 51m
合計時間: 5時間40分
合計距離: 9.88km
最高点の標高: 194m
最低点の標高: 51m
累積標高(上り): 319m
累積標高(下り): 305m

駐車場:三条通り沿いコインパーキング¥1000

11:50 駐車場を出発。最高気温34℃。アスファルトは、まだあまり熱くなくカレンちゃんも歩けました。

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5分ほどで天智天皇陵に到着。
一応、犬禁の看板はなかったので、カレンちゃんもそのまま入りました。

すぐにこんな看板が。
IMG_3378.JPG
犬禁って書いてないから大丈夫かな(´-∀-`;)
でも、「みだりに域内に立ち入らぬこと」ってことは、お散歩はあまりよくないような・・・。

IMG_3379.JPG
でも、三条通りから30mぐらいしか来てないけど、この静けさ、この厳かさって\(◎o◎)/!

天智天皇と言えば、何と言っても、百人一首巻頭歌のこの歌ですよね。

  秋の田のかりほの庵の苫をあらみ我が衣手は露にぬれつつ

ただ、この歌は元々、万葉集の詠み人知らずの歌だったそうですが、天智天皇が平安時代には、歴代天皇の祖として非常に尊敬されていて、そういうイメージから、口伝で伝えられるうちに、天智天皇作とされるようになったようです。

ちなみに、私は、子供の頃に読んだ大和和紀の「天の果て 地の限り」という漫画で出てくる天智天皇がとても素敵で印象深く、いまでも私の中では、中大兄皇子(天智天皇)はロンゲの精悍な超美形だったりしますw

一説では、この山科陵は、天智天皇が馬に乗って山科の里まで遠出したまま帰らず、後日、履いていた沓だけが見つかり、その沓が落ちていた所を山陵としたと言われているそうです。

調べましたら、671年天智天皇没なので、1340年もの遙か昔のことになります。
なんかスゴ━━━(*゚∀゚*)━━━イ

この御陵ができたのは、壬申の乱などがあり、もう少し後のことだと思われますが、それでも悠久の歴史を感ぜずにはいられません。

私の自宅がちょうど近江大津宮跡近くになるので、私の家の辺りから、若い中大兄皇子が馬に乗り長い髪をたなびかせ、この辺りまでよく遠乗りに行かれていたのかもしれません(^m^)
素敵~ヾ(*´∀`*)ノ ♪

そんなことを考えながら歩いていると、このまっすぐな道の突きあたりのところに琵琶湖疎水こっちと看板が出ていたので、ほんとにこっちでいいのかな?と思うほどの細い道を通ってくと、
IMG_3382.JPG
この階段の上が疎水の側道になっていました。

IMG_3389.JPG
わぁ~、なんて涼しい~♡
分流でない琵琶湖疏水(※)を見るのは初めてだったので、水量の多さとその流れの速さにちょっと感動~♡
カレンちゃん、来てよかったね~(*^。^*)

※琵琶湖疏水は、第3代京都府知事が京都活性化のために、琵琶湖の水を京都まで引き、水運や灌漑用水のほか、工業用の動力として使おうと打ち出した計画で、その工事を大学を卒業してすぐの弱冠23歳の田邉朔郎(たなべさくろう)を責任者に起用して、明治18年(1885年)に始まり、2436メートルの長いトンネルもほとんど人力で掘り進めるなど、難航を極めながら約5年の歳月をかけて明治23年(1890年)に完成。
歩いてすぐのところの向こう岸に、ベンチとテーブルがあったので、そこで昼食。
虫もあまりいないし、鳥の鳴き声をBGMにとっても美味しくいただきました。

しばらく歩くと、第二トンネルの入口(永興寺下)になります。
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ここで他のグループの人たちも記念撮影していたので、私もパチリw

ここからトンネル間を少しだけ住宅街を歩きました。
IMG_3429.JPG
第二トンネルを過ぎると、ほとんど人もいなくなり、カレンちゃんもノーリードに♪
こんな感じで、南禅寺までほとんど高低差もなく行けるのかと思っていたら、すぐに第三トンネルに。

そこにこんな看板が。
よし!わかった。南禅寺はこっちだー!と、
IMG_3397.JPG
意気揚々と、この何とも愛想のない明治36年竣工「日本初の鉄筋コンクリート橋」を渡り、
sosui06c.jpg
いきなりのこのすごい急な山道も「すぐに終わるはず~」と希望的観測を胸に登っていましたが、
IMG_3398.JPG
行けども行けども登るばかりで、サンダルなので超登りにくいし、たしかに道は続いているけれど、だんだん細くなって行くような気もするし、だんだん両端にはシダが生い茂ってきて「マムシに注意!」とかの看板も出てくるし、「ほんとにこの道でいいの~?。゚(゚´ω`゚)゚。」とかなりの心細さの中、カレンちゃんがめっちゃ楽しそうに登って行っているのだけがせめてもの救いでした。

(というわけで、心の余裕がなくなり、この峠越え間、写真が撮れてません(´゚∀゚`;))

だいぶ登ると鉄塔の下に出て、少し視界が開け、マムシの心配がなくなったので、ここでちょっと休憩。
その後、また登ったり下ったりを数回繰り返していると、京都一周トレイルの道と繋がり、でも、かなり急な山道をサンダルでヒーヒー言いながら下りていって、
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この階段に出たときのうれしさといったら・・・!(*´∀`*)

ビバ!階段。
作ってくれた人、ありがとう~。

4WDのカレンちゃんには全然らくらくの峠越えだったみたいですが。
4WDの威力すごし!!!

そして、日向大神宮(ひむかいだいじんぐう)へ。
(知った風に書いてますが、今日初めて名前を聞いた私です^^;)

犬禁の看板はなかったのですが、手水舎の上の鳥居をくぐると、とてもあらたかな感じがしたので、カレンちゃんは鳥居近くの日陰に繋ぎました。

内宮や外宮の写真も撮りたかったのですが、本当にとてもあらたかな感じがしたので、写真を撮れるような雰囲気ではなく、写真はこの内宮に続く参道のみ撮らせてもらいました。
IMG_3401.JPG
この奥にすごくパワーを感じるなーと思って参拝してみると、内宮には、やはりというか、天照大御神さまが祀られていました。
先週行った宇治上神社の大吉山と同じように、この社山自体もたぶんご神体なのではないかと思いました。

まだ奥にも天の岩戸と呼ばれるところや、あちこちにたくさんの神様が祀られていているということでしたが、カレンちゃんをあまり待たせることもできないので、またの機会ということにしました。

宮のHPによると、この宮は、京都最古の宮で、社殿は神明造で、内宮、外宮が奉斉され「京の伊勢」として名高く、昔は東海道を往来する旅人たちの道中の安全祈願、伊勢神宮への代参として多数参拝があったそうです。また、由緒は、「天智天皇(!)が、圭田をご寄進され、鎮座の山を日御山と名づけられ、清和天皇が、日向宮の勅願を賜い、醍醐天皇は、延喜の制で宮幣社に列し給いました。」と書いてありました。

詳しくは、宮のHPで。
http://www12.plala.or.jp/himukai/

ここも天智天皇縁の地かと思うと、また感慨深く思った私です。

思わぬすばらしいところにお参りができ、パワーをいただいた私は、すっかり元気になり、また一途南禅寺へ向いました゚。*★ガ ン (o`・ω・)o バ ル★*。゚

日向大神宮から、10分ほどで蹴上インクラインに到着。
IMG_3408.JPG
琵琶湖疎水のHPで見る「インクライン」ってなんじゃらホイ?と思っていたのですが、実物を見たら、とてもよく分かりました。まぁ、要するに、高低差がある二つの水路を、船運搬用のケーブルカーで結んだもの、なんですね!インクラインとは「傾斜鉄道」と訳すのだそうですが、そちらの方がよっぽど分かりやすいってw

蹴上インクラインは、昭和23年まで営業されていて、何と荷物だけじゃなく人も普通に電車に乗るように大津までの行き来に利用していたそうです。ちなみに、大津-蹴上の下りが1時間22分30秒で4銭、上りが2時間20分で5銭と鉄道より遙かに安かったんだとか。
(下りの秒単位までの時間がすごいですね。でも、水の流れの速さが同じなので、きっとそうなのでしょう!∑(゚ω゚ノ)ノ)

その蹴上インクラインのすぐ奥に、またもや、関電の施設を発見!
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このかわいいカモちゃんの後ろが蹴上水力発電所の取水口の水門だったようw

琵琶湖疎水も先週行った宇治の発電所と同様にきちんと水力発電に使われていたんですね∑(゚ω゚ノ)ノ

調べると、蹴上発電所は日本初の事業用水力発電所で、第1疏水(今日歩いてきたところ)開通後、明治24年に送電を開始、この電力で蹴上インクラインの運転の他、京都の町に電灯が灯され、日本初の電気鉄道が塩小路(現在の京都駅)から伏見まで開業、鴨川周辺の工場にも電力が供給され、産業の近代化を推進し、現在もこの発電所は電力を生み続けてくれているそうです。

琵琶湖疎水って、これまで全然知らなかったけど、なんてバランスの取れたエコなみんなが笑顔になるすばらしいプロジェクトだったんでしょうか\(◎o◎)/!

先週も、宇治の発電所を知って思いましたが、水力発電って地味だけど実はクリーンでエコな発電施設なんだなぁ~って。

別に八ッ場ダムみたいにゴツイのを作らなくても、明治時代にすら、もうすでにこういう壮大なプロジェクトが完成していたのだから、高低差があり、河川の多い日本なら、日本中のここそこ至る所にマルチな小さな水力発電所を作って、原発など作らずとも、エコでクリーンで国になれたのでは・・・!とすごく残念に思いました。
(太陽光発電だってパネルの寿命は約10~20年!ただの消費文化の一端に過ぎません)

そうそう、この蹴上発電所を調べていた時に見つけたのですが、当時、毎月1日と15日は水路の藻刈りのため発電所が休止、電車も運休となっていたのだそうですw

こういうのってなんかいいな~。
こういうちょっと間の抜けた感じ、今の時代、すごく必要なんじゃないかな~って、思いました。

電気が足らなければ、みんなで節電すればいいし、会社も工場もお休みにすればいい。
別に、他の会社に売上が負けたって、外国の会社に業績が負けたって、その会社が社会で必要とされているならその会社は潰れないだろうし、それこそ、会社冥利に尽きるのでは?

利潤追求至上主義って、実際のところ、人間が生きていく上では、イカれた妄想信仰とさして変わらないのだと思います。

イカレポンチな私が、この琵琶湖疎水をうれしそうに歩くカレンちゃんと楽しく歩きながら、そんなことを考えてしまいました(;^ω^)

南禅寺水路閣への疎水分線。
IMG_3427.JPG
そしてこの分線は哲学の道へと続いていきます。

折り返し地点、水路閣に到着!゚
+。ヤッタァ★(o゚∀`从'∀゚o)★ヤッタァ。+゚ (南禅寺は境内のワンコの散歩OKです)
oM5oL.jpg
油絵風にしたら、ほんとに絵になる場所です♡

IMG_3426.JPG
この上をさっきの疎水分線が流れています。

ビバ!京都。
ビバ!琵琶湖疎水。
ビバ!水路閣。

琵琶湖疏水の責任者の田辺朔郎さんの建築ポリシーには、『建築物はすべからく、美しくなければならない』というのがあったそうで、この「水路閣」は古きローマの水道橋がモデルなんだそうです。
田辺朔郎さんってバランス感覚溢れたほんとにマルチなすばらしい人だったんだなぁ~と今日も感動しました\(◎o◎)/!

こんな人が、今の日本のリーダーだったら・・・と思わずにはいられません。
それが、現実には、あぁ、どうして・・・_| ̄|○

一瞬暗い気持ちになりましたが、美しい水路閣にデンして、そしてまた来た道を帰ることに♪

IMG_3428.JPG
さぁ、ここからまた峠越えだ~。カレンちゃん、ガンバァ━━(`・д・´)ノ━━!!

サンダル走行はキビシかったけど、一度通った道は不安もなく、あっという間に第三トンネル入口に着いたような気がしました。(実際には、看板にあった通り40分くらい)

17:30 無事、駐車場到着。

お昼からの出発だった割には、なんか疲れた~(´-∀-`;)
でも、またこの素敵な道を秋にも歩こう!と思った私です(*^。^*)

どうかこの素敵な道がいつまでも在りますように・・・。
そして、よりよい日本になりますように・・・。
素敵なハイキング後には、そんなことをいつも思います。

今日も、ありがとう!自然♡

それから、疎水沿いは自販機が全くなく、南禅寺の門まで行かないと飲み物が買えませんので、行かれる際は十分な水分を持参されることをお薦めします。ちなみに、私たちは、凍らせたペットボトル4本持って行きましたが、南禅寺で2本補給しました。

                                (恋するカレン京都名所一覧表)
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エアマックス 2010

匿名なのに、私には誰だか分かる・・・(^_^;)ありがとう。。。
by エアマックス 2010 (2013-07-25 22:12) 

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